概要
6月1日から朝練を始めた実験者。早起きと朝活の利点は多いものの、性急な生活リズムの抜本的改革から問題が出てきている。
本投稿では朝練を5日間続けた途中報告をするとともに、今後人類が「With朝練」の生活のもといかにして課題と向き合うかを検討しまとめる。
キーワード:朝練、ダンシング・オール・ライド、在宅勤務、頭痛、カフェイン、手順書
目次
1 実験環境
実験者の環境及び状況として下記が挙げられる。
- 4月よりコロナウイルスの影響で在宅勤務が高頻度で行われる。
- 5km県内に運動強度高めの峠がある。
- トライアスロン歴が7年。そろそろ殻を破りたい。
- 学生の頃より「夜型」
朝練採用は、飛躍的な実力アップを実現するための運動量の確保といった目的が大きい。これまで、気が向いたときに一気にトレーニングを行うのが主流であったが、朝練を習慣づけることで、コンスタントに練習しTSS(トレーニング・ストレス・スコア)を上げていく。
また、主な練習の舞台となるのが、自宅から5km程度離れた場所に位置する、県道37号線(高鈴山)である。
高鈴山の走行動画
2 確定版練習練習メニュー
確定メニューとして下記を制定した。
朝時間がないことを逆手にとって短時間パワーを強化することを目的とした。そのため帰り道に国道6号線から少し寄り道をし、微妙な坂を複数こなす。
項目 | 完了目標時刻 | 目的 |
起床目標 | 5:15 | ― |
自宅出発目標 | 5:30 | ― |
37号線麓到着 | 5:45 | ― |
37号線一往復(山頂で引き返し) | 6:15 | 20分パワー強化 |
日専工付近の急坂(200m程度20mUP) | 6:20 | 1分パワー強化 |
よっこら坂~結婚式場往復(1km程度50mUP) | 6:25 | 3分パワー強化 |
日立工業高校の急坂(200m程度20mUP) | 6:30 | 5秒パワー強化 |
自宅到着 | 6:35 | ― |
なお、ここ最近尻の擦れによるできものが酷いので、完全回復するまで全区間シッティング禁止でのライドとする。これがいわゆるダンシング・オール・ライドである。
3 実験結果
上記メニューをこなすと、下記ルートとなる。
自宅出発後西へ向かい、峠の区間で一往復する。帰り道、短い坂をこなすため国道6号では行きと帰りでルートが違う(ヒステリシス)。
出発とゴールが違うのは、実験者のせめてものセキュリティ対策である。
とある日の朝練コース(この日は普通に寝坊)
3日目以降、このコースを制定した。70以上のTSSとなることがわかる。
4 課題と対策
これまでの課題と対策を下記に挙げる。
No. | 課題 | 対策 |
1 | 追い込みすぎる | 心拍計、パワーメータでモニタリング |
2 | 寝坊する | アラームの二重化。寝坊時の短縮ルートの用意 |
3 | 朝やることが増える(シャワー、洗濯等) | 朝起きてから会社にいくまでの行動を手順書化し漏れがないようにする |
4 | 生活リズムの変更から眠い | カフェイン摂取。昼寝の導入 |
5 | ダンシングオールライドに飽きた | 尻を早く治す(軟膏の塗布、ウエアの清潔化) |
6 | 週後半にかけて地味に疲れが出始める | 疲労抜きコースの設定 |
7 | トレーニング効果が疑問 | Training peaks等を使用し分析 |
5 今後の展望
・来週も出張等無い限り、朝練としてサイクリングを継続します。
・疲労抜きコースとして、河原子海岸付近ライドを導入する。
・元気があるときに、峠の2往復を実施する。
6 まとめ
朝練を導入した。何とか平日5日続けられた。雨が降らない限り継続したい。