概要
ロードバイクは様々なパーツから構成されており、そのカスタマイズも大きな楽しみの一つである。
サドルは競技者のスピードにはあまり影響を及ぼさないものの、快適性において重要なファクターとなる。
本投稿では、サドルの先端が2つに分かれた二股のロードバイクサドルを購入し、実験を行った結果を示す。
キーワード:ロードバイク、サドル、二股、ISM ADAMO Time Trial、wiggle、拷問
1 背景
実験者は、6月に大学編入当初からの目標であったアイアンマンレースを無事完走した。
しかし、ロードバイク単体の技術で見れば、まだまだ初心者の域を脱したとは言えない。
走行距離:3年間で10000 [km]程度
<最近のレース結果>
2015年6月14日 五島長崎国際トライアスロン Bタイプ : Ave. 28.1[km/h], 120 [km]
2016年5月28日 下関クリテリウム スポーツの部(小学生以上の初心者): Ave. 37.9 [km/h], 12 [km]
2016年6月19日 五島長崎国際トライアスロン Aタイプ : Ave. 29.4 [km/h], 180.2 [km]
真のトライアスリートになるには、スイム、バイク、ランの各競技のスキルアップが不可欠である。
その中でも、バイク競技は長い距離になればなるほどレース中に占める割合も増えるため、技術を向上させることによって大幅にタイムの短縮が狙える。
本投稿では、バイク競技におけるさらなる高みを目指すことを目的として、バイク購入時の初期装備のサドルに別れを告げ、玄人仕様のサドル(ADAMO Time Trial)に変更する。
2 ISM ADAMO Time Trial
本実験では、ISMブランドの ADAMO Time Trialを使用する。
本サドルは、先端が2つに分離しているという特徴的な形状を持つ。それによって得られる効果はおおかた以下のとおりである。
- 二股の部分にしなりが生まれ、漕ぐ動作をスムーズに行うことができる。
- 陰部の血流低下が抑えられ、パフォーマンスが向上する。
- 前立腺へのダメージが減る。
- 自転車による勃起不全を未然に防ぐことができ、子孫繁栄につながる。
ADAMOは様々な種類のものがあり価格帯もまちまちである。
本実験では、wigglehttp://www.wiggle.jp/
で50 [%]offで入手できる「TimeTrial」を購入し試した。
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3 実験準備
TCR購入時のサドルを付け替える。
購入初期のサドルに感謝しながら、六角レンチを回し付け替えた。
形状の違いは一目瞭然。
このサドルを説明書のようなチンポジになるように、設置する。
以下に理想的なチンポジを示す。
実際に設置した様子を以下に示す。
評価
これまでに100 [km]程度漕いでみた感想を箇条書きにする。
- 前立腺を確実に守ることができるので、母さんに孫の顔を見せることができると思った。
- 高いサドルに乗っている中級者的な雰囲気を、駐輪している際に醸し出すことができる。
- ポジション調整が難しい。
- 合わないポジションで乗ると、楽しいサイクリングが拷問の時間に変わるので注意が必要だと思った。
- 多分正しいポジションだと思うのだが、レーパンなしだと脚の付け根(尻)がそこそこ痛む。
以下に、総合的なまとめを示す
項目 | 評価 |
---|---|
前立腺に対する防御力 | ☆☆☆☆☆ |
子孫繁栄力 | ☆☆☆☆☆ |
臀部の骨盤に対する防御力 | ☆☆ |
かっこよさ | ☆☆☆ |
軽さ | ☆☆☆ |
価格の手頃さ | ☆ |
まとめ
本投稿では、サドルを変えた。
二股のサドルは子孫を守るために最適なサドルである。
しかし、ポジショニングによって拷問サドルと化すので、骨盤が痛くならない適切なポジションを見つけることが重要である。