概要
ケイデンスが測れるワイヤレスサイクルコンピュータで安い部類に入るキャットアイ製のCC-RD410DW。本センサは、追加のハートレートモニタ(HR-10)を購入しペアリングすることで心拍数を測ることが可能である。しかし、センサの基本画面にはハートレートモニタ未使用時でもその表示部分が存在し(写真左下に注目)、消えない仕様となっている。本投稿では、実際にハートレートモニタを購入し無駄なスペースとなっている液晶左下にトレーニングに有益な心拍数を表示する。
キーワード:キャットアイ、サイクルコンピュータ、CC-RD410DW、HR-10
1 サイクルコンピュータ
サイクルコンピュータはロードバイクの練習には不可欠な存在である。車輪の回転数から速度、移動距離などを測ることができる。単純な安いものでは速度と距離のみしか測れないが、高額なものになってくるとケイデンスや仕事量も測ることが可能になる。実験者はロードバイク購入と同時にケイデンスも測れるサイクルコンピュータを購入した。今回は、その追加パーツであるハートレートモニタを購入し心拍情報の取得を試みる。
以下に実験装置を記載する。
- 実験者がロードバイク購入と同時に買ったサイクルコンピュータ『CC-RD410DW』↓
キャットアイ(CAT EYE) ストラーダ デジタルワイヤレス [CC-RD410DW] スピード+ケイデンス セット
- 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
- メディア: スポーツ用品
- 購入: 1人 クリック: 1回
- 今回購入したハートレートモニタ『HR-10』↓
キャットアイ(CAT EYE) 2.4GHzデジタル心拍センサーキット 160-3590 HR-10
- 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
- メディア: スポーツ用品
2 心拍計とのペアリングと注意点
購入した本商品はamazonレビューの評価は決して高くない。一部を抜粋すると以下のようなものがある。
- 商品未開封だと電池と基盤の間に絶縁テープがあるらしいがそれがない
- 説明書が不十分
実験者の元に届いた商品も同じ現象が見られた。付属のボタン電池とはいえ、何も使っていないのに電池が消耗していたらなんだか嫌である。 以下に未開封時の写真を記載する。
また、機器のペアリングの際も注意が必要である。
サイコン本体とハートレートモニタをペアリングする際に、30 [cm]程度離してハートレートモニタのリセットボタンを長押しすることになるが、このときセンサの向きが非常に重要である。
結論からいうと、ペアリングの際はサイコン本体はモニタ側でない方をハートレートモニタに向けなければならない。これを忘れていると、いつまで経ってもペアリングが完了しない。
これでもつながらない場合は、ハートレートモニタの電池の消耗を疑うべきである。例によって開封後すぐでも電池が消耗している可能性は十分にあり得る。以下にセンサ着用時の様子を示す。
3 評価
以下に本センサの評価結果を示す。本実験では、取得した心拍数の精度評価は行わない。
項目 | 評価 |
---|---|
価格 | ☆☆☆ |
梱包状態 | ☆ |
ペアリングのしやすさ | ☆☆☆ |
しろくま君のかわいさ | ☆☆☆☆☆ |
まとめ
本実験では、ハートレートモニタを購入し心拍情報の取得を試みた。実験の結果、キャットアイのサービスにややイライラしながらもペアリングに成功し、心拍情報の取得に成功した。