概要
スイム、バイク、ランを連続して行うトライアスロンは、その過酷さから鉄人レースとも呼ばれる。完走の達成感から、トライアスロンの人気は高まりつつあり日本各地で大会が開催されている。本投稿では、茨城県潮来市で開催される「潮来トライアスロン」に参加した結果を報告する。
キーワード:トライアスロン、潮来市、JTU規則、国体コース
目次
1 背景
潮来トライアスロンは、茨城県の潮来市で開催されるトライアスロンである。
スイムは北利根川を使用し、バイクとランはフラットなコースで構成されているため、初心者でも完走を果たしやすい特徴がある。種目は、オリンピックディスタンスとスプリントディスタンスが用意されている
また、本大会のオリンピックディスタンスの部はJTUランキング対象大会であるため、実力派のトライアスリートからの注目度が高い。
潮来トライアスロン公式HP : https://www.mspo.jp/itako/outline.php
2 実験準備
2.1 環境条件
- 宿泊先:無し(当日受付のみ、早朝に自宅から移動)
- 当日の移動:自家用車
- 朝ごはん :カレー、菓子パン
- 前日の晩御飯:うどん、パスタ
2.2 身体的スペック
- 体重:55 [kg] ※レース10日前の計測
- FTP:220 [W] (0.29馬力) ※レース10日前の計測
- 身長:170 [cm]
- 彼女:なし
2.3 機材スペック
- ロードバイク本体:Giant TCR SL2 (2013年モデル)
- ホイール:Roval Rapide CLX 40
- サイコン:無し ※腕時計(Garmin 735xtj)でモニタリング
- センサ:Garmin製スピードセンサー+ケイデンスセンサー+HRM TRI Heart Rate Monitor
3 実験結果
3.1 車載動画
動画ポイント
5:40 カメラ取り外しの警告をするマーシャル
8:49 橋の下で立ちふさがるマーシャル
リンク:https://www.youtube.com/watch?v=141FY1pXNec
3.2 センサデータ
①スイムタイム 32分26秒
②スイム平均心拍 155 [bpm]
③バイクタイム 1時間6分53秒
④バイク平均速度 37.7 [km/h]
⑤バイク平均ケイデンス 99 [rpm]
⑥バイク平均心拍 166 [bpm]
⑦ランタイム 41分7秒
⑧ラン平均ペース 4分9秒 [km-1]
⑨ラン平均心拍 167 [bpm]
4 反省、考察
本レースのオリンピックディスタンスは初参加であった。また、初めてトライアスロンでアクションカメラを使用した大会となった。その他、得意とするランの練習が大会前にあまり実施できていなかった。本項ではこの点について考察する。
①アクションカメラの取り外しによるバイクの減速
【現象】バイク競技中にヘルメット搭載のアクションカメラの取り外しを求められ、一時停止した。
【原因】ルール確認不足により「ヘルメットにカメラ等の突起物はNG」ということに気づかなかった。
【対策】トライアスロン競技での撮影は、自転車本体にカメラをセットし行う。
②ラン練習の不足
【現象】ラン競技開始2km程度で脚が攣りかけ、スピードが上げられなかった。
【原因】GW以降、踵と膝の不調から強度の高いラン練習ができていなかった。本レースで、急な負荷をかけたため、脚が攣りかけた。
【対策】計画的な練習を心掛ける。
③トランジションでのもたつき
【現象】スイム⇒バイクの切り替え時ビンディングシューズの設置が悪く、左足がうまく履けないまま競技を続けた。
【原因】実験者のビンディングシューズは3つのマジックテープを使用し履くが、脛側の2つは金具から外れていた。バイク競技スタート後、停止するのは面倒であったため、1つのマジックテープを強めに締めて競技を続けた。
【対策】トランジションの事前準備を入念にする。競技中慌てない。
5 潮来トライアスロンの意義
カスタマーレビュー
★★★★☆ 6
5つ星のうち 3.8
★★★★☆ 強敵ぞろいのレース (26歳男性)
JTUランキング対象大会ともあって参加者のレベルが高い!苦手なスイムを克服して彼らと戦えるようになりたいと思いました!
★★★★★ 全体を通して走りやすいコース (26歳男性)
本大会はフラットな道で構成された周回コース。一緒に出た参加者と何度もすれ違うチャンスがあるので、その都度元気をもらって集中力を切らさず完走できました。
★☆☆☆☆ 水 (26歳男性)
スイム中の視界がものすごく悪いです。川魚ってすごいなと心底思いました。
★★★★★ ライフセーバーがかわいい (26最男性)
スイム中に配置されるどこかの大学のボート部と思しきライフセーバー(女)が可愛かったです。私のラン競技中には彼女らは陸に上がって応援していましたが、力が沸々と湧き上がってきたのは記憶に新しいです。
★★★★☆ 入賞枠は増やしてもいいかも (26歳男性)
今年オリンピックディスタンス初参加です。猛暑の中頑張って年代別6位といった結果でした。一つ気になるのは、本大会は上位の競技者のレベルが高いからこそ、各エイジの入賞枠は3つに増やしても良いかと思います。
★★★★☆ 今年のコースは嫌いじゃないかも (26歳男性)
去年ショートで参加したものです。昨年とガラッとコースが変わり、競技エリアが狭まった反面、周回数が増えていました。周回数を間違える不安はありますが、プレー中少しずつ着実にゴールが近づいてくる感じがGOODでした!
6 まとめ
潮来トライアスロンについてレビューを行った。次回は入賞したい。