概要
アスリートにとって、その日のアクティビティを定量的に記録することは重要なことである。そのニーズを満たすために、現在多くのメーカーからさまざまなアスリート志向のウォッチが販売されている。
特にトライアスリートには、①GPSによる位置情報の捕捉、②心拍計測、③装着したまま海で泳げる防水性、④長時間装着でもストレスを感じない軽さなどが要求される。
本投稿では、上記の要望を満たすGarmin製の735XTJを購入し、その性能の是非を問う。
1 Fore Athlete 735XTJ
本商品は、2016年の6月に販売開始されたものである。主な特徴として
- 光学式心拍計
- GPS機能 (GPS + GLONASS + みちびき)
- 50m防水
- スイム、バイク、ランの計測機能
- 高度計
などが挙げられる。また、近年注目が集まっているスマートウォッチ的な運用も可能であり、スマートフォンと同期して時計上でLINE、twitter、メールなどを閲覧することが可能である。以下にtwitterの通知を受け取った様子を示す。
以上のように、約5万円(12月中旬の段階)に見合う性能を有している。そのため、付属の説明書は以下のようにとても厚い。
本投稿では、外観や装着した感じについてレビューを行う。
2 評価基準
実験者がアイアンマンレースで愛用した、G-SHOCKの時計とGear S2 Classicを比較対象として用意した。
- G-SHOCK GS-1000Jの詳細→[カシオ]CASIO 腕時計 G-SHOCK ジーショック GIEZ タフソーラー 電波時計 MULTIBAND 6 GS-1400-1AJF メンズ
- Gear S2 Classicの製品紹介→Gear S2 Classic (SM-R7320ZKAXJP)のレビュー – Ry0 Note
3 外観
G-SHOCKがいかにも質実剛健な工学部っぽさを醸しだしている。
735XTJは「Garmin Connect」というアプリをスマートフォンにインストールすることでウォッチフェイスを変更できるため、マンネリ化を防ぐことができる。
デザイン的にどちらがかっこいいのか、実験者にはよくわからない。
4 重さ
735XTJ 39 [g]
GS-1000J 92 [g]
Gear S2 Classic 55 [g]
5 その他
5.1 充電
充電は洗濯バサミみたいなもので電極をつまんで行う。
充電はUSB端子により行う。光学式心拍計のみを常時ONにしておくと約1週間ほど電池がもつ。トレーニング等でGPSもONにした場合14時間程度の電池持ちである。
5.2 ベルト
シリコンっぽい素材である。また、穴がたくさんあるので、自分の腕にフィットしやすい。気になる点は余ったベルトの留め具(黒色のパーツ)がややつけにくい点である。
替えのベルトもAmazonで買えるようなので、留め具パーツにいらいらする人や色合いに不服な人は購入すると良いだろう。
GARMIN ForeAthlete 735XTJ バンド 【MaxKu 】交換ベルト 高級シリコンベルト 通気穴設計 柔軟でスポーツ仕様 多色選択 接続工具付く(ブラック)
- 出版社/メーカー: MaxKu JP
- メディア: エレクトロニクス
6 まとめ
3つの商品の概要に関して本投稿のまとめを行う。
商品 | デザイン(普段使いとして) | 機能 | 堅牢性 | 軽さ |
---|---|---|---|---|
735XTJ | ? | ◎ | ◎ | 神 |
GS-1000J | ? | △ | ◎ | ゴミ |
Gear S2 | ? | ◎ | △ | よく頑張ったほう |
本投稿で突如出てきた、Gear S2に興味を持った人は参考URLのページから詳細を見ることができる。
7 参考URL
GARMIN(ガーミン) ランニング GPS Fore Athlete 735XTJ BlackGray フォアアスリート 735XTJ ブラックグレイ 【日本正規品】 161424
- 出版社/メーカー: GARMIN(ガーミン)
- 発売日: 2016/07/15
- メディア: スポーツ用品
[カシオ]CASIO 腕時計 G-SHOCK ジーショック GIEZ タフソーラー 電波時計 MULTIBAND 6 GS-1400-1AJF メンズ
- 出版社/メーカー: CASIO(カシオ)
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: 時計